【堺市北区】ドンチャ山古墳は大型の前方後円墳が築かれなくなった6世紀前半の築造と考えられています
堺市北区百舌鳥陵南町に位置する「ドンチャ山古墳」は「正楽寺山古墳」のすぐそば、並んでいると言ってもいい位置関係にあります。
そして「正楽寺山古墳」と同じ、陵南中央公園内にある古墳でもあります。
「ドンチャ山古墳」は円墳で、6世紀前半築造と考えられています。墳丘径26m、高さは3mです。
写真ではわかりにくいのですが、墳丘は実は2段築成です。また、墳丘の盛土が地表面の土を掘り返して積みなおす「天地返し」と呼ばれる特徴的な盛土工法になっているそうです。“この古墳は大型の前方後円墳が築かれなくなった6世紀前半の築造と考えられています”と説明板にあるように、6世紀になると大きな古墳が作られなくなったんですね。史跡名称は「正楽寺山古墳」と同じ「百舌鳥古墳群」です。
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