【堺市美原区】小平尾・東除川沿いにある大きな模型

堺市美原区の小平尾あたりを流れる東除川沿いに、目を引くオブジェがありました。大きな梵鐘です。梵鐘模型東邦金網製作所さんの前あたり、東除川の東側の通路沿いに建っています。梵鐘説明「近江国愛知郡金剛輪寺梵鐘の模型」と記されています。滋賀の金剛輪寺の梵鐘が美原区黒山の河内助安の作品なのだそうです。ちなみにその梵鐘は滋賀県指定文化財になっています。美原区は昔、鋳造技術者集団・河内鋳物師が活躍していたのでその偉業です。分布図河内鋳物師の作品分布図看板。この図の「美原町」と書いてある所が「美原区」です。昔は「南河内郡美原町」だったのですが、堺市と美原町が合併して「堺市美原区」になったのです。梵鐘半分この梵鐘模型は横から見ると実は後ろ側が平らになっています。もう少しこの写真の奥のほうに行くと、また別の看板がありました。おしゃか「おしゃかのはなし」看板。それによると、失敗してしまった際に使う「おしゃかになる」という言葉は鋳物を作り損なったときに使った言葉だそうです。光背を背負った阿弥陀仏を作ろうとして、失敗して光背のない釈迦仏になってしまったから「おしゃかさまになってしまった」とのこと。

「近江国愛知郡金剛輪寺梵鐘の模型」が見られるのは(有)東邦金網製作所の前あたりです↓

あおいみかん

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