【堺市美原区】美原区役所でも堺の伝統産業展示が見られます
堺市美原区黒山の美原区役所では堺が誇る伝統産業の展示がされているコーナーがあります。1F図書館の出入り口付近にあります。堺の刃物、堺の鯉幟、線香などに混ざり、自転車が1台飾ってあるのがインパクトがあります。堺の刃物が有名なのは知っていましたが、まずは古墳築造の道具製造のために鍛冶技術が発展したんですね。そして、ポルトガルから伝来したタバコの葉を刻む「タバコ包丁」がルーツだったのは知らなかったです。堺は実は昆布も伝統産業で、「とろろ」と「おぼろ」の加工が中心。堺の昆布は、とろろ昆布は機械生産されますが、おぼろ昆布は高品質を保つために、熟練した職人によって手づくりで加工されているそうです。堺の和ざらしは日本の生産量の約70%を占めているそうです。19世紀には自転車の修理や部品製造を行っていたのは鉄砲鍛冶だったんですね。小さなコーナーですが、いろいろ勉強になります。
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